かずさ不動産鑑定/ブログ

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浦安市

物件概要

 (公示地 浦安市の最高商業地)2017年 (公示地 浦安市の最高住宅地)2017年
番号浦安5-1番号浦安-16
価格  734,000円/㎡価格 313,000円/㎡
所在地北栄1-16-17所在地舞浜3-27-9
最寄駅東京メトロ浦安駅
駅前広場接面
最寄駅京葉線新浦安駅駅
780m
敷地の利用状態RC5F 店舗、診療所兼事務所敷地の利用状態W2F


浦安市の地域概要

(1)地理及び沿革
当市の歴史は、東京湾奥部の、旧江戸川河口に堆積した三角州から始まる。12世紀の半ば頃には集落が形成されていたようである。行政区画としての「浦安」は、明治22年4月、「堀江」、「猫実」、「当代島」の3村が合併して「浦安村」となったのが始まりで、以後、明治42年9月に「浦安町」、昭和56年4月に「浦安市」となった。この間、昭和37年に漁業権の一部を放棄、昭和39年から海面埋立事業が始まった。埋立事業は、昭和39年・46年の2期にわたって施行された。これにより、昭和43年頃から順次住宅地域が創出され、昭和58年「東京ディズニーランド」及び周辺ホテル群開業、昭和63年JR京葉線「新浦安」・「舞浜」駅開業、平成13年東京ディズニーシー開業など、発展を続けている。浦安市は、元町地域・中町地域・新町地域・アーバンリゾートゾーン・工業ゾーンの5つに分けられており、このうち元町地域以外は全て埋立地であり、埋立地は現在の市域の約3/4を占めている。

(2)人口の状態
東日本大震災まではペースは年々鈍化しながらも増加傾向であったものが、震災後は一旦減少に転じ、近年は再び微増傾向にある。平成27年後半からは社会動態も増加に転じ、人口、世帯数ともに震災前の水準を上回るまでに回復してきた。
平成25年6月30日 162,569人(対前年同月比+2.0%)73,110世帯
平成26年6月30日 162,867人(対前年同月比+0.2%)74,211世帯
平成27年6月30日 163,754人(対前年同月比+0.5%)75,403世帯
平成28年6月30日 166,003人(対前年同月比+1.4%)77,111世帯
平成29年6月30日 167,666人(対前年同月比+1.0%)78,515世帯

(3)交通施設の状態
通勤・生活上の交通手段として、旧市街地に東京メトロ東西線「浦安」駅が、埋立地にJR京葉線「新浦安」・「舞浜」駅があり、いずれの駅からも東京都心部までの乗車時間は20分前後である。両線の中間のエリア及び埋立地の海寄りのエリアは、駅から徒歩圏外であるが、「東京ベイシティーバス」の路線が発達しており、「弁天」、「富岡」、「東野」の一部を除き、住宅地のほとんどはバス停から300m以内にある。
なお、アーバンリゾートゾーン内には、「舞浜」駅を起点とするディズニーリゾートラインが一周している。

(4)道路整備の状態
東関東自動車道及び並行する国道357号(湾岸道路)は、東京・横浜と千葉・成田を結ぶ最も重要な幹線道路で、市内に「浦安]ICがある。その他の幹線道路としては、県道「市川:浦安線」、同「東京浦安線」、同「西浦安停車場線」がある。市道の総延長は約221km、橋梁は約40か所である。埋立地においては、幅員6m以上で、広幅員の準幹線道路も含めて整然と整備されているが、旧市街地、特に「猫実」、「堀江」の一部には、狭隘で連続性が劣る部分が残っている。

(5)上下水道ガス等の整備の状態
上水道は人口普及率100.0%、給水人口163,286人(平成26年3月末現在)。下水道は人口普及率99.6%、管渠延長295.6km、処理面積1,583ha、(平成27年3月末現在)都市ガス:株式会社京葉ガス、世帯普及率97.3%、ガス利用件数73,260件(平成28年3月末現在)。

(6)商業施設の状態
旧市街地においては、「浦安」駅前に商業地域が形成されているが、中規模スーパーマーケット、遊戯施設や、飲食・美容・各種学校が入居する雑居ビルが多い。埋立地には、「舞浜」駅に近接して「東京ディズニーリゾート」があり、周辺をホテル群が取り囲み、アーバンリゾートゾーンを形成している。また、「新浦安」駅周辺には「アトレ」、「モナ」、「ショッパーズプラザ(運営は平成28年3月にダイエーからイオンリテールへ承継)」等の商業ビルがある。平成29年5月に「イトーヨーカドー新浦安店」が閉店したが、食品館として復活することが決まった。

(7)商圏及び顧客の状態
旧市街地においては、狭隘道路と木造建物密集状態の解消がまちづくりの大きな課題であり、「浦安都市計画事業堀江・猫実B地区土地区画整理事業」が進行中である。平成25年12月には、堀江と猫実を結ぶ主要道路である幅員12mの新中通りが全線開通し、平成26年8月には換地処分が行われた。やなぎ通り沿いの北栄3丁目の市有地(5,288㎡)において、当該市有地をダイエーが賃借し、地上3階建のダイエー初の保育所併設型店舗「ダイエー浦安店」が平成26年10月にオープンした。日の出7丁目地区においては民間の大規模住宅開発プロジェクト(ジ・アイルズ:開発面積30,592.78㎡、総戸数130戸)が進捗中であり、総額6,500~9,000万円程度で戸建住宅を分譲している。また、東京オリンピック開催決定や好調な「東京ディズニーリゾート」の影響を受け、日の出地区を中心にホテル開発が活発で、「ラ・ジェント・ホテル東京ベイ(H29.3.1開業、地上3階、延10,247㎡、客室数291)」、「(仮)東京ベイ東急ホテル(H30春開業予定、地上18階、延38,364㎡、客室数640)」、「(仮)ホテルエミオン東京ベイ・新館(H30春開業予定、地上8階、延15,811㎡、客室数204)」等がある。

(8)将来の動向その他
旧市街地においては、狭隘道路と木造建物密集状態の解消がまちづくりの大きな課題であり、「浦安都市計画事業堀江・猫実B地区土地区画整理事業」が進行中である。平成25年12月には、堀江と猫実を結ぶ主要道路である幅員12mの新中通りが全線開通し、平成26年8月には換地処分が行われた。やなぎ通り沿いの北栄3丁目の市有地(5,288㎡)において、当該市有地をダイエーが賃借し、地上3階建のダイエー初の保育所併設型店舗「ダイエー浦安店」が2014年10月にオープンした。日の出7丁目地区においては民間の大規模住宅開発プロジェクト(ジ・アイルズ:開発面積30,592.78㎡、総戸数130戸)が進捗中であり、総額6,500~9,000万円程度で戸建住宅を分譲している。また、東京オリンピック開催決定や好調な「東京ディズニーリゾート」の影響を受け、日の出地区を中心に複数のホテル開発が計画されており、「(仮)新浦安リゾートホテルプロジュクト(地上18階、延38,364㎡)」、「(仮)浦安マリナイースト21ホテル新築工事(地上3階、延10,247㎡)」、「(仮)ホテルエミオン東京ベイ・新館新築工事(地上8階、延15,811㎡)」等が着工されている。