かずさ不動産鑑定/ブログ

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船橋市

物件概要

 (公示地 船橋市の最高商業地)2017年 (公示地 船橋市の最高住宅地)2017年
番号船橋5-1番号船橋-21
価格 1,200,000円/㎡価格 294,000円/㎡
所在地本町4-3-20所在地本町7-15-3
最寄駅JR総武本線船橋駅
100m
最寄駅JR総武本線船橋駅380m
敷地の利用状態SRC11FB1 店舗敷地の利用状態W2F 住宅


船橋市の地域概要

(1)地理及び沿革
平成24年4月1日に熊本市の政令指定都市への移行以後は中核市最大の人口を擁する。 また、千葉市に次いで千葉県では人口第2位である。
昭和12年、2町3村(船橋町、葛飾町、八栄村、法典村、塚田村)が合併し、市制が施行され、県下4番目の市となった後、昭和28年二宮町合併、昭和29年豊富村合併等を経て現在の形となった。昭和31年から東京湾の公有水面埋立地に工場、流通、港湾施設等が進出する一方、昭和35年から昭和55年にかけて公団・民間の宅地造成が行われる等、東京の衛星都市的性格を有して発展し、平成15年4月、県内初の「中核市」へ移行した。
当市は千葉県の北西部、都心から約25km圏内、東京都と千葉市のほぼ中間にあり、県内では千葉市に次ぐ人口を有するJR総武線沿線の中核都市である。市域は東西13.86km、南北14.95km、面積は85.64k㎡で、南は東京湾を臨み、東は習志野市、八千代市、西は市川市、北は鎌ケ谷市、白井市に接している。

(2)人口の状態
人口は、昭和39年に20万人、昭和44年に30万人、昭和49年に40万人、昭和58年に50万人と急増したが、その後伸びは鈍化している。直近5年間の常住人口及び世帯数は以下のとおりで、微増傾向で推移している。
年月日       人口       世帯数
平成25年7月1日 617,623人(対前年同月比+0.3%) 278,229世帯
平成26年7月1日 621,580人(対前年同月比+0.6%) 282,138世帯
平成27年7月1日 625,774人(対前年同月比+0.7%) 286,695世帯
平成28年7月1日 629,497人(対前年同月比+0.6%) 291,259世帯
平成29年7月1日 634,475人(対前年同月比+0.8%) 296,360世帯

(3)交通施設の状態
鉄道は、JR総武線、JR京葉線、JR武蔵野線、京成本線、新京成線、東武野田線、東京メトロ東西線、北総鉄道、東葉高速鉄道の9路線・35駅。JR総武線、JR京葉線、東京メトロ東西線、京成本線が都心直通のほか、JR武蔵野線がJR京葉線に、東葉高速鉄道が東京メトロ東西線に、北総鉄道が都営浅草線・京浜急行線に乗り入れている。路線バスは、船橋新京成バス、習志野新京成バス、京成バス、ちばレインボーバス等が市内を運行している。

(4)道路整備の状態
有料道路は市の南部に京葉道路、東関東自動車道路が走り、市内には京葉道路・船橋IC、同・花輪ICがある。国道は、市の南部に都心と千葉市を結ぶ形で国道14号(千葉街道)、357号(湾岸道路)、花輪ICから八千代市方面へ国道296号(成田街道)、市の北部に国道16号、国道16号と交差して東西に国道464号が走っている。県道は、松戸原木線、船橋松戸線、夏見小室線、船橋我孫子線、千葉鎌ケ谷松戸線、市川印西線等が走る。臨海部や市の南北方向の幹線道路は、渋滞が多く見られる。市道の舗装率は90.3%(平成27年3月末現在)。

(5)上下水道ガス等の整備の状態
上水道は県営、給水区域人口601,584人(イ)、給水人口590,339人(ロ)、普及率98.1%(ロ/イ:平成27年3月末現在)。公共下水道は整備面積4,316ha、整備人口506,006人、普及率80%(平成27年3月末現在)。都市ガスは京葉ガス㈱、供給戸数248,955戸、普及率91%(平成28年3月末現在)。

(6)商業施設の状態
当市は、古くから成田山参拝等の宿場町として発展し、また、空襲による被害が軽微であったため、昔の宿場町そのままの狭い道路に面して商店街が形成されていた。昭和30年代半ばからの人口急増を契機に大型店の進出が活発になり、郊外の大規模団地周辺にも商店街が形成されていった。この結果、商業施設は、広域的商業地として、船橋駅周辺及び本町通り商店街、津田沼駅北口地区、臨海部のららぽーと周辺、地区の中心商業地として西船橋、下総中山、北習志野等、近隣型商業地域としてその他鉄道各駅周辺に分布している。近年では平成24年4月に東武野田線新船橋駅西口にイオンモール船橋がオープンした。

(7)商圏及び顧客の状態
県内における当市は、隣接市町村等からの顧客吸引力を有する商業中心都市であり、商圏は広い。一方、広域的には東京の大商圏に含まれている。また、近年、大型店のシェア拡大が進む中、地元資本、個人経営等の中小店舗との格差が広がっている。一人当たり課税対象所得金額は、千葉県平均をやや上回るが、JR総武線沿線及び周辺市町村の中ではほぼ中位にある。

(8)将来の動向その他
土地区画整理事業は坪井地区(65.4ha)が平成19年、小室地区(13.3ha)が平成27年1月に完成し、飯山満地区(21.4ha)は事業施行中である。市街地再開発事業は船橋市本町1丁目地区(約0.3ha)施設建築物(商業・住宅複合タワー)が平成19年11月に竣工した。また、合併及び政令指定都市移行に関する共同研究会として、平成19年4月に本市、市川市、松戸市、鎌ケ谷市の4市で「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」を設置し平成21年3月に取りまとめを行い、その後各市で検討することになった。平成23年3月11日の東日本大震災で液状化被害の出た三番瀬海浜公園跡地に環境学習館を併設した公園が、2017年7月オープンした。またJR船橋駅南口ではJR東日本が駅直結の複合ビルが現在建築工事中である。地下1階付地上10階建の建物のうち1~5階はショッピングセンター、6階~10階ビジネスホテルを併設予定で、平成29年度末頃の開業を予定している。南船橋地区では「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」の駐車場跡地に、三井不動産ロジスティックパーク船橋(敷地面積約42,060㎡、延べ面積約167,903㎡、地上8階建)が2016年8月に竣工予定、一方経営難に陥っていた隣接する船橋オートレース場は、2015年度末で廃止された。