かずさ不動産鑑定/ブログ

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千葉市若葉区

物件概要

 (公示地 若葉区の最高商業地)2017年 (公示地 若葉区の最高住宅地)2017年
番号中央5-1番号若葉-2
価格 212,000円/㎡価格 128,000円/㎡
所在地若葉区都賀3-4-2所在地若葉区都賀3-28-2
最寄駅都賀駅
駅前広場接面
最寄駅都賀駅
300m
敷地の利用状態S3F 店舗敷地の利用状態W2F 住宅


若葉区の地域概要

(1)地理及び沿革
平成4年4月1日の区制施行により設置された若葉区は、市の北東部に位置しており、四街道市・佐倉市・八街市及び東金市の4市と隣接する。区域の総面積は、84.21k㎡と各区の中で最大の面積を有しており、東西約16km・南北に約9kmの東西に幅広い略楕円状である。区の南部を都川が東西に流れ、西部には鹿島川が南北に流れている。両河川およびその支流に沿って、谷津と呼ばれる浅い谷地が広がっていて、主に水田として利用されている。また、その周辺の台地は住宅団地、畑地、牧場などとして利用されている。

(2)人口の状態
人口は、ここ数年はほぼ横ばい、世帯数は毎年漸増傾向を示しており、核家族化・単身居住者の増加が進んでいるものと思われる。

(3)交通施設の状態鉄道は区の北西部をJR総武本線が走り、「都賀」駅が市中心部及び東京都心を結ぶ交通の重要な軸となっており、一日の平均乗車数は20,084人(JR東日本平成22年度調査)である。また、区の西部地区を東西に千葉都市モノレールが走り、「動物公園」「みつわ台」「都賀」「桜木」「小倉台」「千城台北」「千城台」の7駅が設置されている。バス便は、JR「千葉」駅・「都賀」駅・「千城台」駅から各地区に運行され、モノレールと共に内陸部の主要な交通手段となっている。

(4)道路整備の状態道路施設の状態として区内の市道実延長は約946.0kmで舗装率は約73.9%(平成23年4月1日現在)。国道は51号(成田街道)・126号(東金街道)が走り、また、主要地方道は千葉臼井印西線・浜野四街道長沼線・千葉川上八街線等が伸びており、幹線市道として「御成街道」市郊外の環状線となる「磯辺・茂呂町線」等がある。東関東自動車湾岸線及び館山道に接続する京葉道路には、穴川・貝塚両ICが、千葉東金有料道路には大宮ICが、区内からの接続は比較的良好である。また市道「源町・大森町線」の北貝塚周辺部分が平成24年3月末に開通し、利便性が向上した。

(5)上下水道ガス等の整備の状態上下水道ガス等の整備の状態として、下水道普及率は約94.0%(平成24年3月31日現在)。総じて大規模な住宅団地は上下水道・都市ガスが整備されているが、ミニ開発された住宅地や農家住宅地には、プロパンガス・井戸水利用・各戸個別浄化処理も見受けられる。商業施設は、JR「都賀」駅周辺に西友・マルエツ・モノレール「桜木」駅にオリンピック・いなげや、同「千城台」駅にラ・パーク千城台等が営業しているが、全体的に食料品・日用品販売の近隣型店舗が主体であり、住宅団地内に計画的に配置されているものも多い。

(6)商業施設の状態商圏及び顧客の状態としては、区内には顧客吸引力の大きな核的店舗が少なく、買回り品は千葉市中心部及び船橋・東京方面へ流出する傾向にある。一部、JR「都賀」駅周辺のスポーツ施設「コナミスポーツクラブ都賀」等に隣接の四街道等からの利用者が流入する程度である。

(7)商圏及び顧客の状態かつては日用雑貨等を中心とした小規模店舗が誉田駅又は土気駅周辺に集まる程度であったが、住宅団地の開発に伴い平成以降はショッピングセンター等の複合商業施設の出店が相次ぎ、生活必需品等の購入は十分賄えるようになった。しかし、それ以外の贅沢品については千葉駅周辺及び東京都内の百貨店等に吸引されている。

(8)将来の動向その他将来の動向として、平成9年9月に御成台研究学園都市地区の約54haが市街化区域に編入され、区内の市街化区域は大きく増加したが、未だ市街化調整区域の割合が大きく、東部地区は本市における主要な農業地帯であり、農家数・経営耕地面積は市内の約4割を占めている。またモノレール沿線の西部地区には大規模団地があり、さらに中小規模の住宅開発も進展し、都心部のベットタウンとしての性格が強い地域であるが、千葉駅からの鉄道の乗り継ぎ、都心への回帰傾向等により、緑に恵まれた居住空間と都市近郊型農業の振興に努め、道路・上下水道等のインフラの整備も進捗しているが、最近は都内通勤のための住宅需要はやや減少傾向にある。