かずさ不動産鑑定/ブログ

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千葉市花見川区

物件概要

 (公示地 花見川区の最高商業地)2017年 (公示地 花見川区の最高住宅地)2017年
番号花見川5-1番号花見川-15
価格  238,000円/㎡価格 236,000円/㎡
所在地花見川区花園1-14-6所在地花見川区幕張本郷
3-6-3
最寄駅JR総武本線新検見川駅
220m
最寄駅JR総武本線幕張本郷駅
750m
敷地の利用状態S2F 店舗兼住宅敷地の利用状態W2F 住宅


花見川区の地域概要

(1)地理
千葉市は、明治6年に千葉県庁が設置されて以来、大正10年市制施行、平成4年4月1日政令指定都市移行・区制施行等を経て、県都として発展を続けてきた。区制施行により設置された花見川区は、千葉市では東京に最も近接する北西部に位置する。

さつきが丘・こてはし台・花見川などの住宅団地が多くある一方、長作・畑・柏井など花見川流域は今なお田畑が広がっており古くからの街並みを比較的よく残している地域もある。また、千葉県天然記念物、千葉市の花でもある古代ハス「大賀ハス」発祥の地でもある。

生活圏は大きく南と北で分かれており、鉄道の利用も南は中央・総武緩行線および京成千葉線、北は京成本線(市外近隣の勝田台駅・八千代台駅・実籾駅など)が最寄である。 中央区を除く5区の中で唯一中央区と接していない。

区の中央部を流れる花見川は自然のたたずまいを色濃く残し、優良な農地では都市型農業が営まれているが、一方、大規模な住宅団地も計画的に整備されている。区域の総面積は34.24k㎡、市域総面積に占める割合は12.58%である。 

(2)人口の状態
人口は、平成26年から微減傾向が続いている。これは自然動態での減少数の増加や住宅団地、マンションの増加が一段落したこと等による住宅需要の減少によるものと思われる。世帯数はここ数年微増傾向にあり、核家族化を表しているものと思われる。

(3)交通施設の状態
鉄道は区域内の南西部をJR総武線と京成千葉線が平行して運行しており、各3駅が設置されている。また、区域の北西部を京成成田線が運行しているが、区域内には設置駅は無く、京成成田線利用よりもバス便でJR線を利用する比重が高い。

(4)道路整備の状態
高速道路は、京葉道路と東関東自動車道が区域内を通過し、京葉道路の武石及び幕張インターチェンジが区域内に設置されているほか、東関東自動車道の千葉北インターチェンジも設置されている。その他の幹線道路として、国道14号・16号・357号が区域内を走り、東京や隣接県と連絡している。 

(5)上下水道ガス等の整備の状態
上水道:県営水道による供給。下水道:平成27年4月末日現在、花見川区の普及率97.3%(処理区域世帯は未集計)となっている。都市ガス:平成27年3月末日現在、花見川区の全体(家庭用・業務用)普及率87.2%となっている。 

(6)商業施設の状態
花見川区の商業施設は、JR線および京成千葉線の各駅周辺や住宅団地周辺に小規模の近隣型商業地が形成されているものの、広域型の中心商業地は当区内には所在しない。近年、国道14号沿い及びその背後に高層マンションが増え、それに伴い同国道沿いに大規模駐車場を有するヤマダ電機等の量販店や、イトーヨーカドー等の大規模小売店舗も出店し、比較的活況を呈している。なお、美浜区内の幕張新都心におけるイオンの大型ショッピングモールの集客力は強く、当該区内の商況に少なからず影響している。

(7)商圏及び顧客の状態
日用品を中心とした近隣型商業地が多く、商圏は狭く分散型となっている。高額品等の購入は、都心部の百貨店および津田沼駅・船橋駅・千葉駅周辺の高度商業地へ流出している。

(8)将来の動向
その他千葉市は、首都圏整備計画において業務核都市として位置づけられ、とりわけ、隣接する美浜区では幕張新都心計画が進められて未来型都市が形成されつつある。一方、花見川区は、千葉市では最も東京に近接する地理的な条件を活かしている東京の優良なベッドタウンとしての性格と、都市型の優良農地が多いことから千葉市及び首都圏の農業生産の重要な役割も担っている。幕張新都心の波及効果から、都市化も急速に進みつつあるものの、当区を流れる花見川が都市化と自然との共存に大きく貢献しており、将来的には「川の緑の魅力が活きる心と心の通うまち」の創造をめざしている。平成4年4月1日の区制施行により設置された若葉区は、市の北東部に位置しており、四街道市・佐倉市・八街市及び東金市の4市と隣接する。区域の総面積は、84.21k㎡と各区の中で最大の面積を有しており、東西約16km・南北に約9kmの東西に幅広い略楕円状である。