かずさ不動産鑑定/ブログ

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千葉市中央区

物件概要

(公示地 中央区の最高商業地)2017年(公示地 中央区の最高住宅地)2017年
番号中央5-1番号中央-7
価格  1,400,000円/㎡価格 293,000円/㎡
所在地中央区富士見2-2-3所在地中央区春日2-9-4
最寄駅JR中央・総武線千葉駅
200m
最寄駅JR中央・総武線西千葉駅
300m
敷地の利用状態SRC(鉄筋 
コンクリート造) 10F B1 店舗兼事務所
敷地の利用状態W2F 住宅


千葉市中央区の概要

(1)地理及び沿革

千葉市中央区は千葉県のほぼ中央に位置し、東京都心まで約40kmの地点にある。千葉市のうち旧市街の大部分と旧千葉郡蘇我町、生浜町(おゆみ野に属する部分を除く)、千城村の一部、都村の一部の区域と埋立地からなる。
平成4年4月1日の政令市施行により千葉市に6区(中央区、美浜区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区)が設置され、中央区は周辺5区と共に県内全域の行政、経済、文化、交通等の中心的位置を占めている。中央区の区域総面積は44.81k㎡、市域総面積に占める割合は16.47%である。

現在千葉県の交通の要衝である千葉駅を中心に商業地域が形成され、東側には県庁や裁判所などの行政機関が建ち並んでいる。


(2)人口の状態
 別表 人口の推移参照

(3)交通施設の状態
鉄道は、JR総武・総武本・内房・外房・京葉線が東京・佐倉・茂原・木更津の各方面に、京成千葉線が上野方面に運行しており、中央区はこれらの鉄道機関の要衝を担っている。昭和63年3月に「スポーツセンター」駅~「千城台」駅間で運行を開始した千葉都市モノレールは、平成3年6月から「千葉」駅~「スポーツセンター」駅まで、平成7年8月から「千葉みなと」駅~「千葉」駅まで、平成11年3月から「千葉」駅~「県庁前」駅まで延長された。平成25年度のJR「千葉」駅の1日の平均乗車人員は105,812人(JR東日本内では第33位、千葉県内では第4位)で、前年比1.1%の増である。

(4)道路整備の状態
柏、野田、市原、木更津の南北各方面に国道16号、東京方面に国道14号、同357号、県内各方面に国道51号、同126号、県道「千葉大網線」「千葉茂原線」「千葉臼井印西線」等が伸びており、平成24年3月現在の千葉市内の国道、県道の実延長は226.7km(うち一般国道108.4km・舗装率100%、県道118.3km・舗装率95.8%)、市道の延長3,118.7km・舗装率87.2%である。

(5)上下水道ガス等の整備の状態
上水道:平成26年3月31日現在、千葉市内の水道給水人口は933,972人(普及率97.3% 県水道及び市水道合計)下水道:平成27年3月31日現在、千葉市全体の整備区域内人口は938,301人(普及率97.3%)、中央区の整備区域内人口200,966人(普及率98.9%)ガス:平成26年3月31日現在、千葉市内の東京ガス供給区域の総供給戸数315,676戸(普及率78.8%)中央区の総供給戸数76,883戸(普及率88.9%)

(6)商業施設の状態
千葉市中央区の商業施設は、JR「千葉」駅周辺・京成「千葉中央」駅周辺・千葉銀座周辺の準高度商業地域に概ね集積しており、特に、JR「千葉」駅周辺の地域は、駅ビル・外房線高架下のショッピング街「千葉そごう」等からなる最大の商業地域である。「千葉そごう」は新館、専門店街合わせて延70,000㎡、1,800台収容の立体駐車場を備えた大型商業施設である。また蘇我地区(ハーバーシティ蘇我)には商業施設としてアリオ蘇我、ホームズ蘇我店等が開店している。平成23年7月に閉鎖した千葉みなと地区の「ホテルグリーンタワー千葉」跡地は、平成25年1月に「カンデオホテルズ千葉」が開業した。
なお、「千葉パルコ」は平成26年11月、「千葉三越」は平成27年3月に相次いで閉店した。

(7)商圏及び顧客の状態
「千葉商圏」は千葉市を中心に第一次商圏とし、15市10町1村から形成される。商圏人口は約241万人、商圏からの吸引人口は約98万人、商圏内吸引率は40.8%となっている。商業中心都市である千葉市に関しては、行政人口は約96万人、地元購買率は83.7%、吸引率は102.1%である。(平成24年度消費者購買動向調査報告書)

(8)将来の動向その他
千葉市は、首都圏整備計画で業核都市として位置づけられ、現都市地区・幕張新都心地区・中央港地区を拠点として育成の方向にあり、JR「千葉」駅を中心に150haに及ぶ中心市街地活性化計画が進められている。千葉市の「新総合ビジョン」は政令指定都市としての機能の集積・拠点の形成・ネットワーク形成等を目標に掲げており、その一環としての蘇我副都心計画では「川崎製鉄(株)」の工場跡地の区画整理事業(完了)・公園整備事業が千葉市蘇我スポーツ公園として平成15年に事業認可された。それに伴い、平成17年10月に「フクダ電子アリーナ」(サッカー場:座席数約18,500席)、平成20年4月には多目的広場「フクダ電子スクエア」、平成23年4月には20面のテニスコートを有する「フクダ電子ヒルスコート」が開業した。また市街地再開発事業では、中央4丁目にプラネタリウム等を含む科学館や子供交流館、子育て支援館、ビジネス支援センター、中央保険福祉センター等を備えた官民複合施設(きぼーる)が平成19年10月に開業した。千葉駅西口では、交通機能の分散や高度利用の促進及び都市機能の更新などを目的とした第二種市街地再開発事業(事業区域面積:1.9ha)が施行中であり、平成25年10月にA工区に再開発ビル(ウエストリオ)が完成し、B工区の完成予定は平成29年度となっている。また「JR千葉駅」は駅舎・駅ビルの建て替え工事が進行中であり、駅舎は平成28年、駅ビル
は平成30年春開業予定となっている。「357号湾岸千葉地区改良工事」は千葉市役所前の地下立体等が平成27年12月に開通し、花園橋が平成28年夏頃開通予定となっている。千葉中央港地区は千葉みなとに新たに「旅客船さん橋1基」と「港湾緑地」が完成し、旅客船ターミナル等複合施設「ケーズバー」が平成28年4月にオープンした。